花ネイルの描き方|ジェルで描くフラワーネイルのコツとデザイン15選
ドットのデイジー、筆で描く花びら、線画のアウトライン。フラワーネイルの多くは、この3つの技法から生まれます。ジェルでの描き方を覚えて、ひまわりから押し花まで15のデザインに挑戦してみましょう。

花ネイルの多くは、3つの技法でできています。ドットで描くデイジー、筆で描く花びら、そして線で描くアウトラインです。この3つをジェルで描けるようになれば、下でご紹介するデザインのほとんどは、色と大きさと配置の違いにすぎません。
まず技法を解説し、続いてデイジーから押し花、立体の3Dフラワーまで、フラワーネイルのデザインを15個ご紹介します。
フラワーアートは、ベースジェルとカラーを塗って硬化した上に、不透明なカラージェルかアートジェル(輪郭がシャープに残る固めのジェル)で描きます。ジェルはライトから離れた場所でアルミホイルに1滴出してそこから使い、カラー表面の未硬化ジェルは拭き取らずに残しておきましょう。細部が密着しやすくなります。
硬化前のアートは少しずつ広がっていくので、1本描き終えるごとに、ジェルとライトの説明書に従って硬化します。皮膚についたジェルは硬化前に取り除きましょう。未硬化のジェルが皮膚につくことは、ジェルアレルギーの主な原因です。爪のまわりに赤み、かゆみ、腫れ、水ぶくれが出たら、製品の使用を中止して医師の診察を受けてください。
筆のストロークで、小花の雫形の花びらや、ひまわりの花びら、葉っぱが描けます。使うのは、先がとがった丸筆の細筆。選び方はネイル筆と道具のガイドを参考にしてください。花びらの外側の端に筆先を置き、毛が広がるように押してから、持ち上げながら中心に向かって引くと、ストロークの先が細くとがります。
筆ではなく指のほうを回して、どのストロークも手前に向かって引くようにしましょう。花びら同士がくっつかないよう、ごくわずかなすき間をあけるか、1枚ずつ硬化してから隣の花びらを描きます。
線画のフラワーはアウトラインで描く花で、淡いベースに黒で描くのが一般的です。長いストライパーよりしなりにくい、短めのライナー筆を使いましょう。ジェルは少なめに取り、筆先に玉が残らないよう余分をホイルで落とします。小指をもう一方の手に添えて固定すると安定します。
ストロークはすべて手前に引きます。まず花の部分を描いて硬化してから、茎と葉を描きましょう。アウトラインの小さな途切れは意図的なデザインに見えますが、乾いていない線をなぞり直すと太くなるだけです。
淡いヌードに白いデイジーはオフィスにもなじみ、根元が伸びてもほとんど目立ちません。明るくシルキーなヌード017 シルクを、2〜3度に分けて薄く均一に重ねましょう。淡いヌードは厚みにムラがあると筋になります。デイジーは1本に1輪ずつ、指ごとに高さを変えて置きます。褐色の肌なら、自分の肌の色に近いヌードを選びましょう。

春やイースターには、ラベンダー系のパステル022 ライラックと、軽やかなライトブルーの109 スカイを交互に塗り、1本に1〜2輪の白いデイジーを。どちらもブルベの肌やシルバーのアクセサリーに似合います。黄色と紫は色相環で反対側にあるので、ハニーの花芯がいちばん映えるのはライラックの上です。均一なベースの塗り方は、パステルネイルをムラなく塗るコツをご覧ください。
ひまわりはデイジーと同じキク科の花で、ネイルでは花びらのとがった大きなデイジーのように描きます。スカイの上に、不透明な黒001 ブラックで丸い花芯を描いて硬化します。ハニーの花びらはストロークを逆にして、花芯の縁で押してから外側へ持ち上げるように描き、硬化したら2周目ですき間を埋めましょう。黄色のジェルはシアーなものが多く、下の青が透けると緑っぽく見えるので、ムラのある花びらは硬化後に塗り重ねます。
薬指にだけ花を描けば、筆の花びらを10本ではなく2本で練習できます。10本すべてを、弱い爪を補強できるバレリーナピンクのビルダージェルB009 バレリーナピンクで仕上げましょう。オフはソークオフではなく削って行います。薬指には、中心から少しずらして白い花びらを5枚描き、真ん中にブラックで針の先ほどのドットを3つ置いておしべにします。
ミルキーなベースの桜ネイルは、3月から4月にかけてのデザインです。シアーなミルキーホワイトの021 クラウドを2〜3度薄く塗り、ライナー筆でブラックの曲がった枝を描いて硬化します。桜の花びらは先に切れ込みがあるので、中間のピンクのカラージェルで2つのドットをくっつけて置き、内側へ引いて先をとがらせ、小さなハートのような形にしましょう。枝に沿って5枚ずつ花にまとめて硬化したら、ハニーで花芯を入れます。
黄色い目をもつ空色の勿忘草は、花嫁の「サムシングブルー」にもなります。クラウドかシルクの上、甘皮の近くに3輪の花をまとめて描きましょう。1輪は、小さいボールでスカイの極小ドットを5つ置いて作り、硬化します。それぞれの中心にハニーをごく小さく置きます。スカイの花びらが透けて見えるなら、硬化後にもう一度ドットを重ねます。
ラベンダーの小枝は縦長に描くので、ショートネイルにも向いています。クラウドの上に、セージグリーンのカラージェル、グラフィックに仕上げたいならブラックで斜めの茎を描いて硬化します。ライラックのつぼみを、押して持ち上げる小さなストロークで、上向きに2つずつ、先端に向かって小さくなるように描き、硬化します。
チューリップは、初めてのアウトラインにぴったり。花の部分は、U字からとがった花びらを1枚立ち上げるだけです。クラウドかシルクの上にブラックで描いて硬化し、長い茎とカーブした葉を1枚加えます。ラフな雰囲気にするなら、硬化したライラックの色面に、輪郭から少しずらしてアウトラインを描きましょう。線の揺れが目立たなくなります。
野の花ネイルは、夏の週末に似合う肩の力が抜けたデザイン。爪先から小さな野原が立ち上がるように描きます。シルクの上に、先端から上に向かって、高さの違う細いセージグリーンの茎を3〜5本描いて硬化します。茎の先にはデイジー、スカイの勿忘草、ライラックのつぼみなど、それぞれ違う花を。色同士がにじまないよう、1色ごとに硬化しましょう。ショートネイルなら茎は2本で十分です。
ショートネイルには、まわりにベースの色をたっぷり残した小さな花が似合います。甘皮のすぐ上に極小のデイジーを置くとすっきりまとまりますが、根元の伸びは早めに目立ちます。縦長のモチーフは爪を長く見せ、爪を横切る花の帯は短く見せます。指先まで伸びる前に爪が割れてしまうなら、カラーの下にバレリーナピンクを薄く1層塗りましょう。
シルクの上に、ライナー筆でクラウドの先端を描きます。両端から中央に向かって塗り、エッジにも塗りましょう。薄く2度塗って1度ずつ硬化すれば、真っ白よりやさしいミルキーな先端に。片側の端のスマイルライン上に、先端に重なるように小さなデイジーを2〜3輪置きます。花嫁なら、先端の代わりに極小のデイジーを1列に並べることもできます。
白黒の花は甘さを抑えてくれるので、冬のダークなコートにもよく合います。ブラックとクラウドの爪を交互にし、黒の上には白の筆描きの花を、クラウドの上には黒の線画の花を描きます。ミルキーな白は黒の上でグレーになるので不透明な白のアートジェルを使い、白専用の筆を用意しましょう。毛に黒が残っていると白に色がつきます。
花芯をゴールドにすると、白い花がバレンタインのディナーや結婚式に似合う夜のデザインに変わります。ブラックかシルクの上に、白の筆描きの花を描いて硬化します。ドットペンで、ゴールドの輝きをもつビルダージェルB030 ソーラーゴールドを花の中心に玉のようにのせましょう。カラージェルより固いので、ぷっくりとした形が保てます。硬化したら、全体をトップで閉じ込める前に、それぞれの玉のまわりをトップでなぞっておきます。
押し花ネイルは、ドライフラワーやシールをクリアのビルダージェルに閉じ込めるデザインで、長めの爪でいちばん映えます。ネイルアート用の小さなドライフラワーを、甘皮やサイドから1ミリ離れる大きさにカットしましょう。硬化したバレリーナピンクの上に、ほのかなきらめきを含んだクリアのビルダージェルB025 ダイヤモンドダストを薄く塗り、ピンセットで花を押し込んで硬化します。
爪全体に2層目を塗り、花が完全に包まれるように少しアペックスを作って硬化します。まだ縁の段差を感じるなら、さらに薄く1層重ねましょう。花の縁が出ていると、引っかかって浮く原因になります。最後にダイヤモンドトップコートを塗り、エッジにも塗って仕上げます。

立体的な3Dフラワーは引っかかりやすいので、アクセントネイル1〜2本にとどめましょう。花は甘皮と爪の中央のあいだに、爪の幅の半分以下の大きさで置きます。硬化したクラウドのベースの上、花びらの外側の端にあたる位置にバレリーナピンクを玉のようにのせ、ジェルクリーナーで湿らせた細筆を平らに押し当てて中心まで引きます。花びらを5枚作り、くっつかないよう1枚ごとに硬化したら、中心にダイヤモンドダストを玉のようにのせて硬化し、トップで閉じ込めます。立体の花びらが引っかからないようにするコツは、3Dネイルのやり方ガイドで解説しています。
デイジー、桜、線画のフラワー、花を添えたフレンチ、押し花などが、よく知られたフラワーデザインです。季節のアイデアは春ネイルのデザインでもご紹介しています。
ドットペンかヘアピンで白い花びらを5つ輪になるように置いて硬化し、つまようじで黄色の花芯を入れて硬化したら、トップで閉じ込めます。初心者向けの簡単ネイルアートでは、同じドットでハートやスマイルマークも描いています。
ネイルアート用のドライフラワーを、クリアのビルダージェルで完全に閉じ込めるなら可能です。生花は水分を含んでいるうえ、平らになりません。
黒に近い色は血管やシミを目立たせることがあり、白っぽいパステルは肌を疲れた印象に見せることがあります。シルクのようなツヤのある明るいヌードに小さな花を添えるほうがやさしい印象になり、下にバレリーナピンクを薄く塗れば爪の縦筋もなめらかに整います。
シルクとクラウドはカラージェルのコレクションに、押し花や3Dフラワーに使うジェルはビルダージェルのラインナップにそろっています。
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