3Dネイルのやり方|ビルダージェルで作る水滴、うねうね、立体フラワー
指でふれるとわかる水滴やうねうね、フラワー。ビルダージェルで立体的なデザインを作る方法と、少しずつ硬化させるコツ、髪や服に引っかからない仕上げ方をご紹介します。

3Dネイルとは、爪の表面から立体的に盛り上がったデザインのことで、立体ネイルとも呼ばれます。一般的には、粘度の高いジェルやアクリルで形を作ります。水滴やうねうねライン、小さなフラワーなら、ビルダージェルと細筆があれば、少し練習するだけでセルフでも作れます。
この記事では、使うジェルの選び方と3つのテクニックの手順、ほかに6つのデザインをご紹介します。立体パーツが引っかからないようにするコツと、安全なオフの方法も解説します。
カラージェルは立体的なアートには流動性が高すぎて、すぐに平らに広がってしまいます。ビルダージェルなら、ライトに入れるまで水滴やドーム、丸みのあるラインの形をキープできるだけの粘度があります。それでもゆっくりとレベリングするので、仕上がりは丸みがあって少しぷっくりした形になります。
葉脈のある花びらやリボンのひだ、シャープなラインなど細かいディテールには、3D専用ジェルや彫刻用のジェルが向いています。硬めでほとんどレベリングしないため、筆やツールでつけた跡が硬化するまで残ります。この記事で紹介する立体的な形なら、すべてビルダージェルで作れます。
いつもどおりに下準備をしてカラーを塗ります。薄く塗り、エッジまで塗って1層ごとに硬化しましょう。3Dパーツは、トップを塗る前の、硬化した最後のカラーの層の上にのせると、しっかり密着します。仕上がったネイルにのせる場合は、硬化したノンワイプのトップにはジェルが密着しにくいので、先にその部分を軽くサンディングしておきます。
ジェルは少量ずつ扱い、ジェルクリーナーに浸して毛羽立たないワイプで余分を吸い取った筆で形を整えます。軽く湿った筆ならジェルがくっつかずになめらかに動きますが、濡れすぎた筆はジェルを薄めてしまい、硬化する前に形が崩れます。ジェルは温まっても崩れやすくなるので、ライトや暖房器具から離しておきましょう。
高さは薄い層を少しずつ重ねて出し、1層ごとにジェルとライトの説明書に記載された時間どおりに硬化します。厚く盛ると、シワが寄ったり、硬化熱が出たり、下のほうがやわらかいまま残ったりします。立体パーツは甘皮から1mmほど離し、いちばんぶつけやすいフリーエッジからも十分に離して配置しましょう。硬化前には皮膚についたジェルを取り除いてください。浮きの原因になるうえ、皮膚についた未硬化ジェルはジェルアレルギーの主な原因です。
ビルダージェルは自然にドーム状に丸まるので、水滴ネイルはいちばん始めやすいデザインです。シアーなヌードの上なら素爪にのった雨粒のように、ブラックや深いレッドの上ならツヤがいっそう際立ちます。
メタリックシルバーのビルダージェルB033 スターリングシルバーで作る立体的なうねうねラインは、シアーなヌードの上で、まるでシルバーのワイヤーのように見えます。クリアのビルダージェルで作れば、下の爪の色を映して光が当たったところだけに浮かび上がるので、多少のゆがみも目立ちません。
3Dフラワーネイルは、未硬化の花びら同士がふれると混ざってしまうため、いちばん練習が必要です。まずはビルダージェルの使い方を参考に、B003 Milky Whiteで爪を仕上げます。ミルキーなベースにフロスト感のある白い花びらをのせたデザインは、冬のウェディングにもオフィスにも似合います。

ふだんのネイルなら、3Dパーツは1〜2本のアクセントネイルにとどめましょう。
ぷっくりフレンチは、白いフラットなフレンチのスマイルラインを、ビルダージェルで立体的に縁取るデザインです。フロスト感のある縁取りならメイジュホワイト、夜のお出かけにはスターリングシルバーがおすすめです。先端を硬化したら、湿らせたライナー筆で細い玉状のジェルをラインに沿って導きます。3分の1ずつ進め、広がる前にその部分を硬化しましょう。フリーエッジから離れていればラインはほとんどぶつかりませんが、短い爪ではエッジに近すぎて長もちしません。
ミラー水滴ネイルは、シルバーのミラーネイルに、液体金属のような立体感を加えるデザインです。硬化したブラックのカラージェルの上に、ビルダージェルで不規則なしずくを置いて硬化し、ダイヤモンドトップコートを薄く塗って硬化します。全体にシルバーのミラーパウダーをすり込み、先のとがったシリコンツールでしずくのまわりにもなじませます。ミラーパウダーのやり方でも解説しているとおり、最後にもう一度トップを塗り、エッジまで塗ってシールします。
ぷっくりネイルは丸くふくらんだ形で作る3Dデザインで、バブルネイルはそのなかでもいちばん簡単なもののひとつです。シアーカラーやジェリーカラーの上に、大きいものから順にクリアのドームをいくつか集めて置いて硬化し、すき間を小さなドームで埋めます。いくつかのドームの同じ側に、白のカラージェルで細い三日月形を描くと、泡のように見えます。
リボンの2つの輪は、フラワーの花びらと同じように、中心から外側に向かう涙形で作ります。硬化したら、結び目になる玉と、フリーエッジよりかなり手前で終わる短いしっぽを2本加えます。淡いピンクの上に、Milky Whiteのリボンを両手の薬指に1つずつのせれば十分です。
裏が平らなハーフパールは、ストーンと同じように、ビルダージェルの玉に押し込んで硬化し、根元のまわりをシールして固定します。詳しくはネイルストーンの付け方でご紹介しています。より低く、引っかかりにくいパールにしたい場合は、Milky Whiteで小さなドームをドット状に置いて硬化し、ダイヤモンドトップコートを塗って硬化します。小さなシリコンツールでドームにパールパウダーをすり込むか、爪全体にすり込んでグレーズ仕上げにし、トップでシールしましょう。
タイピングや料理、スポーツのために爪を短くしているなら、すべてを小さくしましょう。水滴を1〜2個、小さなフラワー、またはシルバーのドットを1つだけ、どれも根元側の半分に配置します。

立体パーツは、髪を結ぶときや、ニットやタイツ、コートのポケットの裏地に引っかかりやすくなります。小さく低い形ほど引っかかりにくいので、高さのあるパーツはイベント用にとっておき、大きなパーツは薬指と中指にのせましょう。
仕上がったら、古いタイツの上で1本ずつ爪をすべらせてみます。繊維が引っかかったら、ざらついた部分を軽くサンディングし、トップを少量なぞって硬化します。
まず立体部分を削って、ネイル全体と同じ高さにそろえます。そのあとはいつもどおりにオフします。ビルダージェルは削って、ソークオフタイプのカラーはアセトンでオフするか削りましょう。パーツを無理にはがすと、下のジェルまで持ち上がり、自爪の層まではがれてしまうことがあります。削るのをやめるタイミングは、ネイルマシンでジェルとビルダージェルをオフする方法で解説しています。
立体パーツなら、ジェルのほうが習得しやすいです。硬化するまで扱えるので、花びらが思いどおりの形になるまで何度でも整えられます。アクリルはリキッドとパウダーを混ぜた瞬間から固まり始めるので、立体を作るには慣れが必要です。また、ジェルのほうがにおいもずっと控えめです。
ジェル自体が爪を傷めるわけではありません。立体部分は硬化したジェルの上にのっていて自爪に直接ふれることはないので、リスクは通常のジェルネイルと同じです。下準備での削りすぎ、ジェルをはがすこと、急いでオフすることが主な原因です。大きなパーツが引っかかると、てこのようにジェルを爪から浮かせてしまうこともあります。
3Dデザインは、下のネイルと同じくらい、多くの場合2〜3週間もちますが、持ちには個人差があります。小さなパーツにし、ふちをしっかりシールし、先端にパーツをのせないことが長もちのポイントです。高さのあるパーツは、とくに親指で先に欠けたり引っかかったりしがちです。
ライトで硬化するまでは未硬化の状態で、未硬化ジェルが皮膚に繰り返しふれるとアレルギーを起こすことがあるからです。粘土のような感触でも、筆やツールで形を整え、硬化後に未硬化ジェルが残るタイプのジェルでは、その表面にもさわらないでください。爪のまわりに赤み、かゆみ、腫れ、水ぶくれが出たら、ジェルの使用を中止し、医師または皮膚科を受診してください。詳しくはジェルネイルのアレルギーの記事で解説しています。
ここで使ったMilky Whiteからスターリングシルバーまでの4色は、すべてビルダージェルのコレクションでお選びいただけます。
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