自宅でできるセルフジェルネイルのやり方|初心者向けステップガイド
自宅でのセルフジェルネイルは、正しい手順を踏めば2〜3週間持ちます。下準備からトップコートまでの手順と、シワや気泡、ムラを直すコツをまとめました。

自宅でのセルフジェルネイルのやり方を覚えれば、サロンに行かなくても2〜3週間持つネイルを楽しめます。手順はいつも同じです。下準備をしてからベースジェルを塗り、カラージェルを薄く2回重ね、最後にトップジェルを塗って、それぞれをUV/LEDライトで硬化させます。
ヨレや早期のリフト(浮き)など、初心者がつまずきやすいトラブルの多くは、下準備を急いだり、ジェルを厚く塗りすぎたり、皮膚にジェルが付いたり、硬化不足になったりすることが原因です。ここでは必要な道具、手順ごとのやり方、適切な重ね塗りの回数、よくある失敗とその直し方、そして安全なオフの方法まで順番に解説します。
丈夫でなめらかな爪なら、通常のベースジェルで十分です。ラバーベースはより厚みがあり自己レベリング性が高いため、小さな凹凸を埋めたり、薄くしなりやすい爪をしっかり補強したりできます。RB01 クリアのようなクリアタイプなら、どんなカラーの下にも使えます。
これから道具をそろえる方には、スターターキットがおすすめです。クラシックベースコート、カラージェル、ダイヤモンドトップコートの3本が1セットになっています。あとはライト、下準備用の道具、プレップブースターを用意すれば、必要なものがすべてそろいます。

明るいテーブルに座り、両ひじを置いて筆を安定させられる環境を整えましょう。ライトは手の届く場所に置きますが、開けたボトルの近くは避けてください。太陽光と同じように、ライトの光が当たるとジェルが硬くなり始めてしまいます。1本ずつ塗って硬化させるのではなく、片手の4本、もう片方の4本、最後に両親指とまとめて、少量ずつ進めていきます。

親指は他の指と離れた角度になりやすく、硬化不足になりがちなため、別に硬化させます。両手の親指の爪がライトの中で平らになるように、手の向きを調整しましょう。最初のうちは作業がゆっくりになりがちなので、ジェルが甘皮側に流れていく前に、2〜3本ごとに硬化させるのがおすすめです。
硬化時間は、使用しているジェルとライトの種類に合わせた説明書の指示に必ず従ってください。目安としては、薄く塗った場合でLED・デュアルライトなら30〜60秒、従来型のUVライトなら2分程度です。ベース、カラー、トップでそれぞれ硬化時間が異なることもあります。ライトの選び方や硬化不足の見分け方は、UVライトとLEDライトの違いのガイドで詳しく解説しています。
短い爪は、先端に当たる衝撃が少ない分ジェルが持ちやすく、最初に練習するにはぴったりです。フリーエッジが1ミリ程度でも、キャップは忘れずに行いましょう。筆をほぼ寝かせた状態で先端に沿わせます。小さな爪なら2ストロークほどで塗れることが多いので、ジェルの量は少なめで十分です。甘皮のカーブに沿ったラウンドやオーバルの形にすると、短い爪でも指を長く見せられます。
基本のジェルネイルは、ベースジェル1回、カラージェルを薄く2回、トップジェル1回の計4層構成で、それぞれを硬化させてから次を重ねます。ほとんどの色は2回塗りで均一にしっかり発色します。
シアーな色やパステルカラー、白系は3回目が必要になることもあります。厚みは他の層と同じく薄く保ってください。厚く塗ると表面だけ硬化して中が柔らかいまま残り、数日のうちにへこんだりリフトしたりする原因になります。
「薄く」とは、筆が爪の上をすべる程度の量という意味です。筆の片面だけボトルの口でジェルをしごき落とし、反対の面にだけジェルが残るようにします。その量で、中央とサイド2本、合計3ストロークで爪全体を塗れるのが目安です。際にジェルが溜まらないようにしましょう。
硬化する前に、爪を横から確認しましょう。甘皮側が盛り上がっていたり、サイドに段差があったりする場合は、その部分にジェルが多すぎるサインなので、クリーンアップ用の筆で余分を取り除きます。逆にジェルが少なすぎても、筆が引っかかってムラや塗り残しの原因になります。
ジェルが甘皮やサイドの皮膚にはみ出してしまう「フラッディング」は、初心者が特に気をつけたい失敗です。皮膚の上で硬化したジェルは、皮膚が動くたびに浮いてきますし、未硬化のジェルが皮膚に繰り返し触れることは、ジェルアレルギーの主な原因にもなります。
際の部分はジェルを少なめにし、塗っている間は指を水平に保ちましょう。ライトに入れる前に毎回爪のまわりをきれいにし、クリーンアップ用の筆は1本ごとにワイプで拭きます。皮膚の上で硬化してしまったジェルを無理にはがすのは禁物です。その爪はジェルを除去してやり直してください。爪まわりの皮膚が赤くなったり、かゆみや腫れが出たり、水ぶくれができたりした場合は、ジェルの使用を中止し、医師または皮膚科を受診してください。
気泡は、ボトルを振ったり同じ場所を何度も塗り重ねたりすることで入りやすく、厚塗りになるほど気泡も増えます。ボトルは振らずに転がして混ぜ、1回につき3ストロークを目安にしましょう。ライトに入れる前に気泡を見つけたら、クリーンアップ用の筆の先でつぶしておきます。
パステルカラーやミルキーホワイトのような淡くクリーミーな色は、厚みのわずかな差がそのまま色ムラになりやすい色です。顔料がボトルの中で沈殿しやすいので、いつもより長めに転がして混ぜてください。1回目は薄く、2回目は手順8のように筆にジェルを多めに含ませて軽いタッチで塗ります。それでもうっすらムラが残る場合は、3回目を薄く重ねましょう。
硬化中にヨレが出るのは、ジェルが厚すぎたサインです。表面だけ先に硬化し、その下の液状のジェルの上でしわが寄ってしまいます。この状態は上から重ねても直りません。まずはそのまま硬化を続けて下のジェルも固め、その爪のジェルをすべて除去してから、薄い層で塗り直しましょう。濃い色や顔料の多い色ほどヨレやすいので、特に薄く塗るよう心がけてください。
ベースやカラージェルを硬化させた後に表面がべたつくのは、「未硬化層」と呼ばれる正常な状態です。空気中の酸素によって表面だけが硬化しきらずに残るもので、次の層の密着を助ける役割もあります。とはいえ触らないようにしましょう。これは未硬化のジェルなので、触れると皮膚にジェルが付いてしまいます。
硬化不足のジェルは少し様子が違います。次の層を塗るときにへこんだり、よれて広がったりしますし、ノンワイプタイプのトップジェルでもべたつきが残ります。その場合は、もう一度フルタイムで硬化させてください。よくある原因は、ジェルの厚塗り、親指が斜めの角度で硬化されたこと、またはジェルとライトの相性が合っていないことです。
ライトの中で急に熱さを感じるのは、「ヒートスパイク」と呼ばれる発熱によるものです。ジェルは硬化するときに熱を出し、厚塗りだったり出力の強いライトだったりすると、その熱が一気に発生します。爪が薄かったり削りすぎていたりすると、特に熱さを感じやすくなります。数秒だけ手をライトの外に出し、その後また戻してフルタイム硬化させれば、ジェルはきちんと硬化します。次回からは薄めに塗り、ライトに低熱モードがあれば活用しましょう。
爪先の欠けは、フリーエッジがキャップされていなかったことが主な原因です。次回はすべての層で筆を爪先に沿わせましょう。甘皮側のリフトは、甘皮の処理が不十分だったり、ジェルが皮膚に触れていたりすることが多い原因です。原因ごとの対策と、リフトを防ぐ下準備については、ジェルネイルが長持ちしない理由と対策のガイドで詳しく解説しています。
ジェルネイルを無理にはがしたり削ぎ取ったりするのは絶対にやめましょう。爪の表面の層まで一緒にはがれてしまいます。アセトンでオフする場合は、まずトップコートの表面をファイルで軽く削ってツヤを消し、密封状態を崩します。次に、アセトンを含ませたコットンを爪にのせ、1本ずつアルミホイルで包みます。10〜15分ほどでジェルがやわらかくなったら、ウッドスティックで甘皮側から爪先に向かって、やさしく押すようにして取り除きます。なかなか取れない爪は、無理にこすらずもう一度包み直し、最後は手を洗ってキューティクルオイルでケアして仕上げます。
ファイルでオフする方法はアセトンをまったく使わず、アセトンでは時間がかかるラバーベースを落とすときによく使われます。手作業の場合は、中目のファイルで大部分を削り、最後の薄い膜はソフトなバッファーで仕上げ、ファイルが地爪に直接触れないようにします。サロンのように素早く、爪を薄くせずにオフする方法は、ネイルマシンでのジェルオフのガイドで紹介しています。
乾燥時間というものはありません。ジェルネイルは空気中では乾かず、UV/LEDライトで硬化させるまで液状のままです。それぞれの層を説明書どおりの時間硬化させたら、未硬化層の上にそのまま次の層を塗って大丈夫です。
最初に下準備を行い、必要であればプライマーを塗って乾かします。そのあとベースジェル、カラージェル2回、トップジェルの順に、それぞれ硬化させながら重ねていきます。ネイルアートやグリッターは、カラージェルとトップジェルの間に入れ、トップジェルで閉じ込めます。例外はミラーパウダーで、硬化済みのノンワイプトップジェルの上にすり込んでから、さらにもう1層トップジェルで仕上げます。
硬化できているか不安なときは、念のためもう1サイクル硬化させても問題はなく、むしろ安全な選択です。ただし、必要以上に長く、または何度も硬化させてもメリットはなく、ジェルが脆くなったり、熱や紫外線を余計に浴びたりする原因になります。持ちの面でも肌への影響の面でも、硬化不足のほうがリスクは大きいといえます。
いいえ、できません。ジェルネイルはUV/LEDのネイル専用ライトでなければ硬化せず、太陽光やドライヤー、普通のLED電球では正しく硬化できません。未硬化のジェルはべたついたままで、触れるとすぐに崩れてしまい、皮膚に残り続けるとアレルギーの原因にもなります。
はい、できます。ジェルはライトで硬化させるまで固まらないので、ライトに入れる前なら際を整えたり、塗り直したりすることができます。017 シルクのような明るいヌードカラーは、甘皮まわりの多少のムラが濃い色ほど目立たないため、最初の1本におすすめです。薄く塗るコツは数回練習するうちに自然と身につきます。慣れてきたら、次のステップとして初心者向けの簡単なネイルデザインにも挑戦してみてください。
初めてのセルフジェルネイルには、スターターキットから始めるのがおすすめです。慣れてきたら、ジェルポリッシュの中からお好みのカラーを選んでみてください。
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