べっ甲ネイルのやり方|ジェルネイルでの作り方とデザイン7選
べっ甲ネイルは、2回のドット柄の間に透け感のあるアンバーレイヤーを重ねることで奥行きが生まれます。ジェルでの作り方を工程ごとに解説し、フレンチからキャットアイまで7つのデザインをご紹介します。

べっ甲ネイルは、メガネのフレームやヘアクリップに見られる、琥珀色とブラウンがまだらに入り混じった柄を指先に再現したデザインです。見た目より描きやすく、ジェルネイルならさらに簡単になります。一層ずつ硬化させてから次の層に進むため、透け感のあるアンバーレイヤーの下で模様がにじむ心配がありません。
この記事では、レイヤーを重ねる基本の作り方を工程ごとに解説するほか、ウェットオンウェットのやり方や、初心者向けの時短バージョンもご紹介します。後半では、フレンチチップからブロンズのキャットアイまで、べっ甲ネイルのデザイン7選と、仕上がりを平坦に見せてしまいがちな失敗例もお伝えします。
本物のべっ甲は半透明で、柄の深さがそれぞれ異なり、表面近くでくっきり見えるものもあれば、奥でぼやけて見えるものもあります。ジェルネイルでは、ゴールドのベースの上にレイヤーを重ねてこれを再現します。まずブラウンの斑点を置き、次に透け感のあるアンバーのベールをのせて色をぼかしながら温かみを足し、最後に小さく濃いドットを重ねます。不透明なカラーだけで柄を描くと、すべての模様が表面に浮いてしまい、平坦なアニマル柄になってしまいます。
柄と柄の間に見えるベースカラーには、033 ハニーを使います。ゴールドマスタードのような黄色で、アンバーのベールを重ねるまでは本物のべっ甲より明るく見えます。斑点には深いチョコレートブラウンの009 カカオを、最も濃いドットにはエスプレッソブラウンの010 コーヒーを使います。コーヒーは小さなドットにするとほぼ黒に見えつつ、真っ黒のような強さは出ません。

ベールには、アンバーカラーのゼリージェルを使うのが一番シンプルな方法です。お使いのジェルの説明書で混色が認められている場合は、クリアのビルダージェルにカカオとハニーを少量混ぜて色をつけ、透明感を保ちながら使うこともできます。ノンワイプタイプのトップコートに色をつけるのは避けましょう。次の層が密着するための未硬化層が残らないためです。練習用のチップで、濃い色のドットの上にベールを重ねてテストしてみてください。ドットが透けて見えたまま、色味が温かくぼやけていれば成功です。
柄は、小さめの丸筆か短めの平筆など、細筆でちょんちょんと置いていきます。ドッティングツールを使うと、どうしても丸くて均一な形になりすぎてしまいます。ボトルについている筆はジェルを含みすぎるため、アルミホイルの上に出した各ブラウンの一滴から筆を取って作業しましょう。
本物のべっ甲のようにやわらかくぼやけた輪郭を出したい場合は、硬化させたベースの上にベールを塗り、乾かないうちにカカオを置いていきます。ブラウンは硬化するまで広がり続けるため、思っているより少なめの量で、1〜2本ずつ作業しましょう。柄の形がちょうどよくなったらすぐに硬化させ、コーヒーについても同様にベールを重ねて繰り返します。
初心者の方や時間を短縮したいときは、斑点とベールを1つの工程にまとめてしまいましょう。柄の深さが一層だけになるため仕上がりはやや平坦になりますが、短い爪やアクセントネイルなら十分にべっ甲らしく見えます。
10本すべてに柄を入れると、もっとも存在感のある仕上がりになります。柄が自由に広がるスペースのある、ミディアム丈のオーバルやアーモンド形の爪によく似合います。指ごとに柄の出方を変えつつ、ブラウンの分量は揃えておくと、両手が一枚のべっ甲から切り出されたように見えます。温かみのある色味は、ゴールドアクセサリーやキャメルのコート、赤みのあるニットとも好相性です。
べっ甲柄をフリーエッジ部分だけに入れるフレンチチップなら、伸びてきても目立ちにくいのが利点です。B025 ダイヤモンドダストで爪を造形しましょう。透明感がありながらほのかなラメが入ったビルダージェルで、薄い爪の補強にも役立ちます。ライナーブラシでハニーを使ってスマイルラインを描き、チップ部分を塗って硬化させたら、内側に小さなカカオの斑点を2〜3か所置きます。ベールはスマイルラインでぴたりと止め、ラインをくっきり保ちましょう。
両手の薬指だけにべっ甲柄を入れるのは、もっとも取り入れやすい日常使いの方法です。オフィスでも浮きにくく、10本すべてに挑戦する前の練習にもなります。ほかの指は、チョコレートのニュアンスを含むヌードカラー077 プラリネで揃えましょう。ブラウンの色味と響き合い、イエローベースから深みのある肌色まで幅広くなじみます。色白の肌には、もう少し明るめのベージュを選ぶとコントラストが穏やかになります。
繊細なゴールドのラインは、べっ甲柄メガネの金属パーツを思わせます。柄を硬化させた上から、フレンチチップのスマイルラインに沿って、または爪を斜めに横切るようにゴールドのラインテープを貼りましょう。端はフリーエッジの少し手前で切って引っかからないようにし、トップコートを薄く2回重ねて仕上げます。よりゴールドを効かせたいときは、薬指だけB030 オール・ソレールで造形するのもおすすめです。金色の輝きを持つビルダージェルで、オフの際はリムーバーでふやかさず、ファイルでオフするタイプです。
ショートスクエアの爪では、柄を1本あたり3〜4個の小さな斑点に減らし、コーヒーもごく小さな点程度にとどめます。すべての爪で同じ斜め方向に柄を揃えると、縦方向に視線が流れて短い爪も長く見えます。角は軽く丸めて引っかかりを防ぎ、工程を減らした時短の3ステップ版を使いましょう。小さな爪では、レイヤーを重ねる奥行きの差もあまり目立ちません。
べっ甲柄を単色のブラウンと組み合わせると、ブラウンレザーやツイードにも映えるトーンオントーンの秋ネイルになります。中指と薬指をべっ甲柄にし、残りの指はカカオ、夜のお出かけにはコーヒーで揃えるのもおすすめです。ダークブラウンは際のラインの乱れが目立ちやすいため、甘皮まわりはきれいに仕上げましょう。昼間はツヤのあるキャラメルブラウンにすると、べっ甲のアンバーが引き立ち、ゴールドのリングともよく合います。ブラウンネイルのアイデアでは、キャラメルからエスプレッソまで幅広くご紹介しています。

柄の下にブロンズのキャットアイを仕込むと、手の動きに合わせて光の帯が揺れて見えます。ハニーの代わりに、温かみのあるブロンズの光彩を持つマグネットジェル002 ブロンズフレームを使い、1層目を薄く塗って硬化させます。2層目は硬化させる前にマグネットを少し上からかざして光の帯を作り、できたらすぐに硬化させましょう。1本ずつ作業するのがポイントです。柄はサイドとチップ側に寄せ、ベールも薄くして光の帯が透けて見えるようにします。マグネットの当て方のバリエーションは、キャットアイネイルのやり方ガイドで詳しく解説しています。
それほど難しくはありません。輪郭線や細いラインを描く必要がないため、レオパード柄ネイルより取り組みやすいデザインです。ポイントは不規則な形を置くことと、各層を薄く保つことで、最初のうちは斑点を入れすぎてしまう方がほとんどです。
慣れないうちは、単色のジェルネイルの倍ほどの時間を見ておきましょう。フルで仕上げると、硬化させる層の数がほぼ倍になるためです。アクセントネイルや時短バージョンなら、所要時間はぐっと短くなります。
サロンでは、単色のジェルネイルより料金が高くなるのが一般的です。ネイルアートは時間がかかるうえ、1本ごとに追加料金がかかることが多いためです。セルフで行う場合は、4色のカラーと細筆があれば十分です。
ゴールドイエローのベース、柄用のチョコレートブラウンとエスプレッソブラウン、そして透け感のあるアンバーのベールが必要です。ハニーは、イエローベースやオリーブ系、深みのある肌色に特によく似合います。マスタード系の色味が顔色をくすませてしまう場合は、プラリネをベースに使うと、より濃いべっ甲に仕上がります。
はい。べっ甲柄は毎年秋になるとその季節のブラウンとともに人気が戻り、バーガンディやチョコレートブラウンのネイルとも相性よくなじみます。今の季節に似合うほかのカラーは、秋ネイルのカラーとデザインでご紹介しています。
ハニー、カカオ、コーヒーはジェルポリッシュシリーズに、ダイヤモンドダストとオール・ソレールはビルダージェルシリーズにそろっています。
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